本文へ移動

里の風(生活介護)

すべては環境から。
利用する方と地域に根ざした環境作りを考えました
日中活動 文化芸術創造工房 あると
軽作業・園芸・農業 手作り工房 のらや
個別支援 まなび舎 ぽぽろ
劇団どろっぷ
ムジカ
ポポトレ

基本情報

施設名
社会福祉法人 ポポロの会 障害福祉サービス 里の風
事業内容
生活介護事業
住所
大阪府八尾市水越2-81
TEL
072-940-3321
FAX
072-940-3322
Email
お問い合わせフォームをご利用下さい

施設の特徴

1.太陽光の利用

太陽光ソーラーシステムとOMソーラーシステムの2つの方法を採用しました。発電した電力はせせらぎ循環用ポンプと屋上緑化等の散水ポンプに使用しています。
1階作業室は冬場の冷え込みを防ぐためOMソーラーによる床暖房を取り入れております。夏期は夜間の涼風取り入れと浴室の給湯に利用しています。

2.雨水の利用

屋上緑化や建物周囲の緑を保つため自然エネルギーを利用した灌水システムを計画しました。
雨水は建物の前を流れる人工のせせらぎに集められ、敷地奥に作ったビオトープに流れ込みます。
ろ過された水は地下貯留槽に溜められ、ソーラー発電による動力ポンプで循環し、自動散水装置により散水されます。

3.緑化

レストラン、ショップなどの平屋部分は芝生による屋上緑化を行いました。レストランでは西日を避けるために壁面が緑で覆われた建物になるように計画しております。
また、パーゴラによる緑化、駐車場の緑化、ケーキ工房で利用するハーブや野菜、キウイの栽培など授産品目による緑化などさまざまな試みを行っています。

4.二重屋根

2階部分の屋根は荷重をおさえつつ遮熱効果をもたせるため、
空気層を挟んだ二重屋根を採用しました。
庇を大きく張り出した日よけ屋根を本体と切り離して設けることにより、屋上及び外壁への直射日光を防いでいます。
また夏の風を通し西日を防ぐことを考慮し、西下がりの片流れ屋根としています。

5.間伐材の利用

障がいがあるがゆえに人一倍感性が敏感な人や一日の大半を室内で過ごす人にとって、施設内の環境が及ぼす影響は大きいのです。
この建物は鉄骨造であるが、外部の木製建具、床材、サインや家具にも桧の間伐材を利用して、木質のやさしい空間を作ることを心がけ、居心地が良い空間づくりを目指しました。
  • 大阪心ふれあうまちづくり賞知事賞 受賞
  • 大阪都市景観建築知事賞 受賞
  • サステナブル建築賞 受賞
  • エコビルト賞 受賞
TOPへ戻る